朝学校に着くと、やっぱり先にいたのは一ノ瀬くんと高橋くん。


私が頑張って先に挨拶しようとしていると、一ノ瀬くんが、


「はよっ」


と微笑みながらそう言ってきた。


私も一ノ瀬くんに、


「おはようっ...」


と言った。


そういえば一ノ瀬くんたちって、なんであんなに早く学校来るんだろう?


私はそんなことを思いながら、机に鞄を置き一ノ瀬くんに話しかけた。