席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました


「それじゃあっ...、橘くんのことあまり知らないから友達からお願いしますっ...」


私はそう言い、頭を下げた。


すると一ノ瀬くんが、


「はぁっ...」


と大きなため息をついた。


「本当に!?若菜ちゃんありがと〜!」


と言い、私に抱きついてきた。


「わっ..!ちょっ...」


私は橘くんに軽く抵抗するが、男の人の力には敵わなかった。