席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました


「ちっ、なんで言うんだよ」


一ノ瀬くんはちょっと怒ったように舌打ちをし、そう言った。


私はそんな一ノ瀬くんを見て、


「ごっ、ごめんなさいっ..!」


と焦りながらそう謝った。


「いやっ、俺も言いすぎた。ごめん」


一ノ瀬くんは反省した顔をしながらそう謝ってきた。


「てかさ、橘はなんで愛沢にキスしようとしてたんだよ?」


一ノ瀬くんはさっきの顔と全然違う、怒った顔をしながら、橘くんを睨みながらそう聞いた。