席替えをしたら隣が、女嫌いな一ノ瀬くんになりました


「俺に見せてよ、その姿...」


橘くんはそう言い、ゴムを外してきた。


次に眼鏡を外してきた。


すると橘くんが、


「うわ、かわいっ...。今すぐ俺のものにしたい」


と言い、顔を近づけてきた。


「えっ!?ちょっ...、橘くんやめてっ...」


私がそんなことを言ってもやめてくれず、もう少しで唇が触れそうなときに、誰かに右腕を引っ張られ、その腕の中に体を閉じ込められた。