えっ...!?


なんで私と同じスピードにするのっ...?


もう嫌だよっ...。


どうしようっ...。


このままじゃ家までついてきちゃう。


どうにかしてやめさせなきゃっ...。


何かいい方法はないかなっ...。


あっ...、そうだっ...。


一か八かしようっ...。


私は後ろを振り向き、構えた。


すると私の目の前にいたのは、怪しい人物とかじゃなくて、隣のクラスの橘 春馬くんだった。