俺は愛沢のことが好きだ。 誰にも愛沢の眼鏡とゴムを外した姿を見せたくない。 愛沢に触れたい。 そんなことを思っていると、まぶたが重くなってきた。 俺はまぶたを下ろし、眠りについた。 あのとき体育館に俺と愛沢以外に誰かがいたことも知らずに。