「うんっ...!いけるよっ..!何時間でも待ってるよっ...!」 「ふっ...、それは無理だろ」 一ノ瀬くんはそう言いながら笑った。 「ふふっ...、そうだねっ..」 やがて私たちは体育館に入った。 「んじゃ、俺練習してくるから。愛沢は携帯とかやってていいよ」 一ノ瀬くんにそう言われ私は、 「えっ...?なんで?」 と聞いた。