「いっ..樹....くん...」 言った。 ちゃんと言えた。 よかった...だけどやっぱり恥ずかしい...。 「ふっ...、耳真っ赤。可愛いね。...若菜」 胸がドキッとした。 下の名前で呼ばれただけなのに。 「じゃあ2つ目は....、若菜からキスして」 「...えっ?!あっ...」 大きな声を出してしまい咄嗟に口を手で覆った。