すると橘くんが、私に元気な笑顔を見せてから、 「ごめん!用事思い出したから部活抜ける!顧問に言っといて!」 とテニス部の男子に言ってから、窓を乗り越えて私の隣に座った。 すると橘くんが私に優しく、 「どうしたの?なんかあった?」 と聞いてきた。 私はその言葉を聞いて、さっき涙を拭き取ったばかりなのにまたポロポロと涙が流れてきた。 「ごっ...、ごめんっ...」