そのあとに一ノ瀬の手が私のおでこに触れた。


危うく身体がびくっとなりかけたが我慢をした。


一ノ瀬くんどうしたんだろうっ...。


もしかして一ノ瀬くんも私のことっ...?


いやっ...、絶対そんなことないやっ..。


私がそんなことを思っていると、保健室のドアが開く音がした。


すると一ノ瀬くんは急ぐように手を離しベッドから離れて、カーテンを閉めた。