正直グサッと刺さる一言だった。
図星すぎて反抗したくなる。
「…は?なにそれ。あるし!」
自分でもガキ過ぎると思う返答に恥ずかしさすら感じる。
そうすると今まで私に視線を向けなかった朝陽くんが「へぇ~。本当かねぇ。」とこっちを見つめてきた。
きっとこの人は私を下に見てる!!!
大したことねーなお前って感じで!!!
(☆生成ちゃんの偏見と時過剰)
悔しい。なんか分かんないけど悔しい!!
「…っそ、そんなに言うんだったらさ、私のこと夢中にさせてみてよっ!!」
「はっ?」と声を出ししばらくキョトンとしていた朝陽くんはその数秒後にケタケタと笑いだした。
「まさか…wそうくるとは思わなかったわww」
我に返った私は妙に恥ずかしくなり正座をする。
「そ、そんな笑わないでよ。」
だって悔しかったんだ。君が私より大人びて見えて。
何かに夢中になったら私もそうなれるのかなって思ったんだ。
