「身体はどう?疲れていない?」



体のことを聞かれると柚葉は「大丈夫」とだけ言ってキッチンへ入ってしまった。



琉聖はキッチンの中へ入ってきた。



「琉聖さん、お風呂沸いているから入ってきて 冷製パスタ作っておくからね?」



「食事はいらないよ」



柚葉は冷蔵庫からトマトを出した所だった。



「それより・・・」



琉聖が柚葉を後ろから抱きしめた。



「こうしたかった」



「琉聖さん・・・・」



琉聖の腕の中でくるっと回ると柚葉は自分から唇を重ねた。