「金のためではないだろう?」



「あ・・・・」



琉聖さんはあたしが退屈しないように言ってくれているんだ。



「本当に働いてもいいの?」



きっと本心は違うと思う。



「君のためならばなんでもする」



返事はそらされた感じになったけど柚葉はにっこり微笑んだ。