とりあえず一足先に店を出た。
ーーー最悪…スタッフみんなにウソついてる感じに思える。みんなごめんねーーー
すぐにマネージャーの車発見!
見たことの無い笑顔で手招きをしている。
ーーーこれはあかんやつ。…だよなぁーーー
「おっつかれさまでぇーす!」
とりあえずドア越しに言ってみる。
マネージャーは、わざわざ車を降り、私を助手席に誘導した。
「あ、すみません。マネージャーの家と反対方向なのに。お言葉に甘えて~。よろしくお願いします~」
「だからぁ、いいって!!俺送った方がバスより絶対早いから!」
とりあえず送ってもらうことにした。