日々遊びほろけて生活している裏側で、仕事は順調。
担当エリアを統括する上司は化粧品担当の専用マネージャーになれると、期待してくれていた。その為、もっと売上のある店舗で勉強してみなさい。ということで、転勤させられ日々勉強だ。せっかく引っ越したのに、通勤時間はまた片道1時間かかる。
そこで出会った店のスタッフもよく気にかせてくれるいい人ばかりだ。
立地条件がいい所だから、お客さんはいつもいる賑やかなお店。店全体の売上はいつも上位で、お店の規模ランクも高い評価だった。そんな素晴らしいお店で働けるとは光栄な事。
しかし、化粧品担当の私とペアを組む先輩は厳しくて有名な人だった。
ーーー菊田さん居るんだった。こわっっ…ーーー
だから内心、乗り気になれずにいたけど、マネージャーになる為の修行だ。頑張ろう。私なら出来る。と、自分で自分を励ました。