翌日、朝食で同期とやっと会えた。
ーーー他にこんなにいたの?!ーーー
と、驚きだった。
ーーーみんな同じ階?うそだー!!あんな静かなわけ…ーーー
全国から集まる同期は思っていた人数を遥かに越えていた。
たまたま隣に座ったのが、私と同じ店舗になるまみちゃんだった。
「おはようございます。どちらからですか?」
「あっ、初店舗の採用で…」
「えぇー?!一緒~!!私もです!私さくらと言います!よろしくです!」
「まじでー?!よかった~!まみです!よろしくお願いします!」
「もしかしてなんだけど、最終面接の日会ったよね??私さくらちゃんの次だったの!」
「うっそー?!まじで?!よく覚えてますね!すげー!」
「あと他に同じ店になる人いるのかな?」
「いるでしょー??」
なんて、朝からゲラゲラ盛り上がりながら朝食を済ませた。
昨日は何時にホテル到着した?とか、ホテルの印象やら、やたらと静かすぎる恐怖とか。まさかの隣同士の部屋だったこととか。たくさん話した。
だから、一瞬にして凄くほっとしている私がいた。