18歳から社会に出て仕事をする。
適当に過ごしてきた学生時代。何も怖いものなんてないかのように、常に自信に満ち溢れていた。学生時代はいろいろな奇跡のお陰で卒業できたようなのもので…。
そんな私が、社会人生活。社会に出て会社で働くこと。それが普通だと思って居たのが良かったのか。そう、今となれば良かったのかもしれない。
当時製造業。50人程の小さい企業だ。
4月、無事入社した。
3年は絶対勤めなさい。と、親のよに厳しい祖母。
というのも…両親は健在だが、母親が交代制だった事もあり、私は祖父と祖母に育ててもらったようなものだ。大好きな祖父は小学5年生の頃他界。偉大な存在が無くなったのは子供ながらにショックが大きく、祖父を想うあまり取り憑かれた程だった。
そうはいっても、いつになっても1番厳しいのは祖母だ。
ーーー3年?!そんな~余裕で勤められるでしょ?!ーーー
そう思い通い始めた。