まるでトンネルを駆け抜けるように走るとようやく明るい光を見つけた。 その光に向かって走ると、その先には先輩が居た。 『はぁ…はぁ……先輩?』 『遅い!ほら、早く行こ』 少し拗ねてた先輩を見て可愛いなんて思った。 先輩の手を握った私は………。 「…っ……ここは…」 夢があっという間に終わって目覚めた私は手術室に居たはずの背景が違う事に気付いた。