『好き』って気持ちを伝える日

 「もしかして猫以外あるの?」

 「話しだと犬や兎も試作中らしいよ」

 「もしかしてソレも俺が実験台じゃないですよね?」

 「う〜んとソレはないと思うけどやりたい?」

誠司は大きく左右に首を振る。

 「え〜私は見た〜い」

 「俺は絶対嫌です」

 「そっか〜それはザーンネンそれよりコレ、コレ」とフルーツとシャンパン、グラスを端に置きバッグから赤色で胸の所に紫色のレースのついたベビードールとその反対の紫色に赤色のレースのついたベビードールをテーブルにのせた。

 「コレどうしたんですか?」と目を丸くする。

 「オソロで作りました〜赤い方は誠司君ので紫は私〜ベッドの上で一緒に着て撮ろうね♡それと誠司君にはプラスこれでーす」とまたバックから赤色のガーターベルトと手に収まるぐらいの白に桃色のリボンのシールのついた長細い箱を赤のベビードールの上に置いた。