ドキドキする私に、星野くんはずっと楽しい話をしてくれた。おかげでちっとも退屈ではなかった。
「降りるよ」
立ち上がると、また手をつながれる。
駅から出て数分歩いたところにあったのは、植物園。どうやらここがデートする場所みたいだ。
「唐沢さん、花が好きかなって思って」
「どうして?」
「かばんにつけてるキーホルダーとか、花がモチーフになっているものが多いし……」
「よく見てるね、すごいよ」
彼の言う通り、私は花が好き。将来は花屋さんで働きたいと思うほどだ。色とりどりの花を見ていると心が落ち着いてくるから。
「行こう?」
この植物園には来たことがない。私はわくわくして、自分から星野くんの手を引いた。星野くんの顔は赤くなる。
植物園で、星野くんに花の種類や花言葉などを教えながら数々の植物を見て回る。今まで見てきたどの植物園よりも種類が豊富で、私は初デートで来れてよかったと心から思った。
「降りるよ」
立ち上がると、また手をつながれる。
駅から出て数分歩いたところにあったのは、植物園。どうやらここがデートする場所みたいだ。
「唐沢さん、花が好きかなって思って」
「どうして?」
「かばんにつけてるキーホルダーとか、花がモチーフになっているものが多いし……」
「よく見てるね、すごいよ」
彼の言う通り、私は花が好き。将来は花屋さんで働きたいと思うほどだ。色とりどりの花を見ていると心が落ち着いてくるから。
「行こう?」
この植物園には来たことがない。私はわくわくして、自分から星野くんの手を引いた。星野くんの顔は赤くなる。
植物園で、星野くんに花の種類や花言葉などを教えながら数々の植物を見て回る。今まで見てきたどの植物園よりも種類が豊富で、私は初デートで来れてよかったと心から思った。


