君という名の広い空


その日の夜。
春哉の事を考えていた。



何故だろう──…

ケンカみたいな会話だったけれど、話せたからかな?
今日、ちょっと…嬉しかった。



すると、一通のメールが…。
誰かな?

ピピッ
結那からだ。
あんまりメールしたくない相手。
だけど、仕方ないから、メールを見た。

《ぉひさぁ〜☆*゚ちょッと相談ぁるんだケド…ぃぃかな??(≧д≦`)》

相談…。
まぁ、いっか!
《いいょン♪何の相談かな?・ω・》

しばらくして、返事が来た。
それは、見たくない内容だった。



《なンかぁ〜春クンが、違うクラスだから心配なの!優春クンとクラス同じだし、見張っててくれない!?≧ω≦))》

春クン!?
キモい名前つけんなっ
…って思ったけど、カレカノだもんね…。

見張ってて…か。
それは…嫌だよ。
でも、ここで嫌って言ったら、あたしが春哉の事好きなのバレるよね…。