白と黒

当日は遊園地の最寄駅で待ち合わせた。

俺とフミヤは途中の乗換駅で待ち合わせることになっていた。

少し早めに到着すると、すぐにフミヤもやってきた。

軽く会話を交わしながら、遊園地へ向かう電車に乗り換えた。

空いてる席に座るとフミヤは俺の顔を覗き込んだ。

「今日はマジでサンキュ。遊園地でも、うまいこと頼むよ?」

はにかみながら、俺に言った。