君に出逢えたこと、忘れない。

___水瀬くんと見たかったな




そんなことを思いながらも次々と花火が上がっていくのに目が離せず河川敷に腰を下ろした




よく見ると周りはカップルで溢れてた




そりゃそうだよね、お祭りだもん




今頃、海里くんは美夏に告白してるのかな……



1人でそんなことを考えながら花火を見ていた









「ーーるあっ!」




後ろから荒々しい声で名前を呼ばれ振り向くと、



「なんで、、、」




「わりぃ遅くなった」



そこには息を乱しながらも謝ってくる水瀬くんがいて、




今日は会えないって思ってたから戸惑いが隠せない




紺色の浴衣に白の帯、髪はいつもと違って前髪をかきあげてセットされている



下から見る水瀬くんと花火の光で少し色気を感じてしまった…




かっこいい __




「どうしてここにいるの、?」




「涙愛の浴衣姿見たくて来た」



「すげぇ似合ってる」



笑顔でそんなことを言われ私の頭はパニック状態



海里くんと話してて好きって気づいちゃったから、



今までよりもドキドキが高鳴ってる



「蒼士…もカッコイイ…」



「ありがと」




水瀬くん、ううん違う、蒼士は目をキョロキョロさせながらも笑ってて




私の方を見たかと思うとクシャッと笑われてしまい



蒼士の笑顔に再びやられた_