キミと僕の日常

「…その顔は反則だ」

僕はもう一度キスをした。
さっきは触れるだけのキスだったけれど、今度はわざとチュッと音がするように。

「さぁ、帰ろう。8時が来る」

初めてキミと手を繋いだ。
初めてキミを抱きしめた。

そして今日、初めてキミにキスをした。

ゆっくりでいい、焦らなくていい。
僕らのスピードで今日も愛を重ね合おう。

キミが…結衣が好き。