Rainy day

決勝は、よく晴れていた。

気温は真夏を過ぎたとはいえ、まだまだ暑い。

俺は顔に手を翳して空を見上げる。

「暑いな…」

思わず呟いたその言葉。

じんわりと汗が噴き出してくる。



まるで。

この後のレースを暗示するかのような暑さだった。