「おじゃましまーす いいなー、広い家」 槙田が言った オレはカバンを置くと いつものクセで洗濯機に洗濯を入れて回した 「今、温めるから、待ってて」 「うん、なんか手伝う?」 槙田がオレの横に来た 「じゃあ、ごはん盛って」 「うん カレー、誰が作ったの? 自分で?」 「まさか…」 「じゃあ?…ダレ?」