ダメな、お母さん…
愛さんは、オレのお母さんじゃない
オレって、やっぱり
愛さんから子供に見られてる
「…ごめん、子供で‥
子供だけど…
オレ、愛さんのこと、女として見てた
…なんか、勘違いしてたのかも、オレ」
急に恥ずかしくなった
今までのことが全部
「…勘違い?
藍くん、私だって…」
「もぉ、いい…
オレ、本気で愛さんのこと好きになってた
こんな気持ち初めてだし…
愛さんとキスしたい‥抱きしめたい‥
触れたい‥
そう思ってたけど…
なんか、オレだけ、バカみたい…
キモい…オレ…」
自分が嫌になった



