「え、あの人?お母さん? 若すぎない? 父さん、大丈夫?」 兄は小声でオレに言った 「うん、オレも驚いた」 「何歳?」 「わかんない」 「わかんないって… 父さんよりオレの方が年近いだろ」 「たぶん…」 「しかも、オマエ、先にお風呂…とか どんな、関係?」 「別に…でも、親子とは、まだ思えない」 「だよな…」