いらない思い出

(うん、だって友達になりたいんでしょ?金山大我は。)

(ま、まじ?ともだ、ちになっ、てくれるの?)

(いいよ。別に。あんたなら。)
(じゃあ次私。)
(金山大我の、いらない思い出って何?)

どうしても、どうしても気になった。
そこに私に近づく理由があるような気がして。

すると彼は一瞬で顔色を変えた。

(お、俺の、いらない、思い出、は・・・)

強く拳を握りしめて唇を震わせた。