あの日から紘毅くんは手加減なしに迫ってくる。

手を出すことはしないけれど、甘いキスに際どいところを触ってくるので色々アウトである。


「やっ…どこに手入れて…」


大胆にも私の太ももに直接触れてくる紘毅くんの手。
慣れた手つきでなぞってくるのが嫌だ。


「相変わらず細すぎなんだけど詩織。
もっと食べて太れよな」

「食べてる…っ、ん…やめてってば…」


紘毅くんの手に抗えないまま、好き勝手触られてしまう。