永久溺愛〜オトナの独占欲は危険です〜




本当に仕事をしている紘毅くんを見たくなってきたけれど。

職場に押しかけるのは迷惑だろうからやめておく。


「ん、着いたぞ」

それから15分ほど車を走らせたところで、ショッピングモールに着いた。


「詩織はどうする?
駅前のケーキ買いに行くか、チキン買いに行くか」

「私は食材も調達したいからチキンもついでに買ってくるね」

「りょーかい。
じゃあ俺はケーキ買ってくる」


ここから5分ほどあるくと大きな駅があり、そこの周辺に人気のケーキ屋さんがある。

どうやらそこに買いに行ってくれるようだ。