永久溺愛〜オトナの独占欲は危険です〜




「……はぁ」

特にやることがないため、勉強でもしようと思ったけれど。

紘毅くんがお風呂に入っているのをチャンスだと思い、勉強道具と一緒に物件探しの資料も出す。


お風呂から上がれば資料だけ隠し、勉強しているように見せればいいという悪い考えだ。


「アパートかマンションか…学生寮もあるのかぁ」


担当の人が調べてくれた結果、学生寮もあるということがわかった。

これは確実に調べ不足ではあるが。


個人的には大学に近い学生寮より、少し離れたアパートやマンションのほうがいい。


「んー…」

アパートかマンションの一室。
これに絞ろうと思い、資料を見ていたけれど───


ひとりの空間でだんだんと眠気がやってきて、バカな私は資料を片付けずに夢と現実の合間を行き来していた。