「じゃあ明日は肉じゃが作ろうかな」
「何言ってんだ、明日は詩織は家事するんじゃねぇぞ」
「えっ…やだよ」
「家事したら両手縛ってやるからな」
なんて、冗談にしては強引な方法を口にする。
家事をするなって言う人、初めて見た。
「紘毅くんも疲れてるでしょ、お仕事で」
「俺は今日でゆっくり休めたから大丈夫だ」
「私も休めたよ」
「ダメだ、詩織は最近働きすぎだからな。
学校もあんのに」
こういうところは本当に親みたいに心配性である。
美味しい紘毅くんの手作りご飯を食べた後は、洗い物までやってくれて。
その後ようやく紘毅くんがお風呂に入った。



