永久溺愛〜オトナの独占欲は危険です〜




お風呂の準備もして、洗濯物もまわす。

それに気づいた紘毅くんが『俺がやる』と言ってくれたけれど、ご飯を作ってくれているのだ。


手が空いている今、他の家事をするのが妥当だろう。


途中からは豚汁を作り終えた紘毅くんと一緒に、家事を全てやり終えると、今度は先にお風呂へ入るよう促される。

お風呂から上がればご飯だと言われ、ワクワクした気持ちに変わる私は本当に単純だ。



それでも上機嫌でお風呂から上がれば、美味しそうな匂いが漂っていた。


「わっ、親子丼だ…!」

部屋に戻ると、テーブルには出来立ての親子丼に熱々の豚汁、作り立ての金平ごぼうが並んでいた。

具沢山でどれも豪華である。


「今思ったんだけどさ」
「……なに?」

「今度、詩織の肉じゃが食べてぇ」
「肉じゃが…?」


そういえば何回か作ったことがあるっけ。
それ以上に『食べたい』と言ってくれることが嬉しい。