女は1人何かを呟いている。
だから、話しかけてみることにした。
でもなんの反応もない。
挙句の果てに女は意識を失った。

「まじかよ…。」

女の家なんて分かるわけもない。
多分だけどこいつは訳ありだ。

「しょうがない、連れてくか…。」

俺の呟きが、夜空に消えていった。