え、鳴海くんの裏アカ?!

私...恐ろしいものを手に入れて
しまったのかもしれない。

学年1の人気者、クール王子の
裏アカをまさか本人から手に入れる
ことになるなんて!

『よろしくね。』

『ん、よろしく。』

会話が途切れた。

どうしよ。

内心で焦る。
これってなんて返せばいいの?

『鳴海くんは、どうして
私にこの連絡先をくれたの?』

そう送ると既読がついて、
1つの単語が送られてきた。

『吐き出しポスト。』

何それ?

『それって...何?』

尋ねると少ししてぴこんと
通知音が鳴る。