自分の席に戻ると、机の上の
ビニールシートの間に小さなメモが
挟まっていた。
『ao-narumin@lime me.』
どうやら、連絡先のようだ。
あおハイフンなるみん......?
ん、なるみ?
これって、もしかして。
鳴海くんの連絡先?
鳴海くんの方にちらりと視線をやると、
彼はいつも通り眠っている。
いやいや、まさかね。
あの天下のクール王子が、なるみん
なんて可愛いアカウント名な訳
ないに決まってる。
そう思いつつも期待している
自分が居て、私はそのままメモを
取り出してポケットに突っ込んだ。
家に帰ったら、友達追加してみよう。
ビニールシートの間に小さなメモが
挟まっていた。
『ao-narumin@lime me.』
どうやら、連絡先のようだ。
あおハイフンなるみん......?
ん、なるみ?
これって、もしかして。
鳴海くんの連絡先?
鳴海くんの方にちらりと視線をやると、
彼はいつも通り眠っている。
いやいや、まさかね。
あの天下のクール王子が、なるみん
なんて可愛いアカウント名な訳
ないに決まってる。
そう思いつつも期待している
自分が居て、私はそのままメモを
取り出してポケットに突っ込んだ。
家に帰ったら、友達追加してみよう。



