本の字に意識を集中させようと
すればするほど、後ろの乃南の席から
聞こえる楽しそうな会話が気になって。
入りたいなー、なんて思ったり。
すると突然、乃南が私の名を出した。
「希衣に聞いてみよーよ。
ちょっと希衣、質問していい?」
声をかけられて振り返る。
何の話なのかなってドキドキした。
「希衣さ、北陸インサイドっていう
名前のYouTuber知らない?」
北陸インサイド?
YouTubeはよく見るけど、
そんな名前は聞いたこともない。
「ごめん、知らないかなー。」
そう言うと、乃南は残念そうに
眉を下げた。
「そっか、希衣も知らないかぁ。
本読んでたのに聞いてごめーん、
答えてくれてありがとー。」
それだけ言うと彼女は
会話の輪の中に戻っていく。
すればするほど、後ろの乃南の席から
聞こえる楽しそうな会話が気になって。
入りたいなー、なんて思ったり。
すると突然、乃南が私の名を出した。
「希衣に聞いてみよーよ。
ちょっと希衣、質問していい?」
声をかけられて振り返る。
何の話なのかなってドキドキした。
「希衣さ、北陸インサイドっていう
名前のYouTuber知らない?」
北陸インサイド?
YouTubeはよく見るけど、
そんな名前は聞いたこともない。
「ごめん、知らないかなー。」
そう言うと、乃南は残念そうに
眉を下げた。
「そっか、希衣も知らないかぁ。
本読んでたのに聞いてごめーん、
答えてくれてありがとー。」
それだけ言うと彼女は
会話の輪の中に戻っていく。



