君のとなり。

だって宮前さんは楽しそうだもん。
札を取るときもイキイキしてて。

でも、私は札を取ったら周りの反応が
怖くてずっとビクビクしてた。

たったそれだけの違いで、
人は自分の好き嫌いを決めるんだ。

「次~、3位は?」

「はぁーい。」

古賀くんが手をあげる。
そして目尻を下げてふわりと笑った。

「きゃー、カッコいい!」

「笑顔が天使だよね。」

小さい声でうっとりと呟いている
古賀くん派の女子たち。

まぁ、うちのクラスは古賀くん派と
鳴海くん派の二択だからね。

女子はほとんどがそのどちらかを
応援してたり好きだったりする。

私は、どっち派でもないけれど。