君のとなり。

読書タイムが終わると朝礼と短い
ホームルームがあって、それから
5分休憩になった。

1時間目は歴史。
小テストあるから勉強しとかないと。

隣の鳴海くんに目をやると、
彼は周りの雑音をシャットアウトして
すやすやと眠っていた。

睫毛、長いなぁ。
気持ち良さそうに寝てて羨ましい。

そんなくだらないことを考えつつ、
ノートに視線を戻して前回の授業で
習った重要単語を復習する。

小テスト、嫌だなぁ。
歴史の小テストは毎回3点満点で
出題されて、10回で1セットだ。

今日は第49回目。
ここまでは満点だから今日の小テストで
満点を取れば最高点の30点満点になる。

わざと間違えようかな。
満点なんて取りたくない。

そんな考えが頭をよぎるけど、
わざと間違えるなんてやっぱり
罪悪感がある。

しょうがない、諦めよ。
私は自分の机に向かってため息を1つ
吐いて単語を覚えることに集中した。