青い春と出会った恋



そしてやはりみんな身につけているものが高級品ばかりだ。

カバンは有名ブランド品ばかり。

「綺麗な校舎ね」
お母さんがポツリと呟いた。

今日は悠馬に送ってもらわず、お母さんと一緒に電車で来た。

だけど、昼から仕事に向かうから、帰りは悠馬の車に乗せてもらえることになっている。


「悠馬くんに会えるかしら」
「あーどうだろう?特進クラスらしいから」

そう。悠馬とはクラスが違う。
特進クラスといって、かなり頭がいいみたい。


普段少しおちゃらけた感じだから、そんなに勉強できるなんて知らなかった。


 
わたしのクラスはクラスで部活の推薦で入った子がほとんどだった。

だから、他のクラスと比べ、おそらく庶民率は断然に高いだろう。それでも、やはりお金持ちそうな雰囲気の子はたくさんいる。


「じゃあまたね」

「うん」

お母さんとは校舎に入る前に別れた。
わたしはこれから過ごす教室に。お母さんは体育館へと向かった。