ーーーー数ヶ月後。
心地いい風と共にピンク色の花びらが空を舞って、活き活きとした学生がたくさん集まっていた。
そう。
わたしは中学を卒業し、高校へ入学したのだ。
悩みに悩んだ結果、わたしは結局常鱗高校へ入学することにした。
確かにお父さんの言う通り、公立高校では実現し得ないカリキュラムがたくさんあった。
ある会社の社長による講義・セミナー、有名講師による授業、なんてのも学校の魅力として書かれていた。
もちろん、校舎も綺麗だし制服も可愛い。
ただ難点なのが、中学の友達の誰一人いないという事。
唯一いる友達は悠馬だけだ。
それだけが少し心配。

