青い春と出会った恋



「おかえり」

「ただいま」

なんなんだ。この妙な空気は。


お母さんはと悠馬はやけにニヤニヤしてる。


「花音も立ってないで座ったら?」

お母さんがそう言ってわたしは悠馬の隣に座った。


「えっと…で、どうしたの?今日は」

「見てーこれ!」

机には常鱗学校のパンフレットが散りばめられていた。


「え、何これ?」

「実はね、悠馬くんの叔父様がこの高校の理事長をしているらしくて花音を是非入学させたいって」

「え、ええー!!」

思わず大声を出してしまった。

「学費は免除してくれるらしいのよ。それに家から学校までは少し距離があるから悠馬くんが迎えに来てくれるって。それか、学校の寮から通ってもいいって言ってくれてて」

「え、ちょっと待って。話が追いつかないんだけど」

わたしはお母さんの話を一度止めた。