それから、もう会うこともないと思っていたのに、たまにその公園に悠馬が遊びに来るようになった。
小学生になって中学生まで上がるとさすがに公園で遊ぶことはなくなったけど、悠馬がこうしてたまに会いにきてくれるおかげで、わたし達はまだ友達でいられている。
家の話とかほとんど聞かないから、どれくらいのお金もちかは知らないけど、執事もいて運転手もいて、身につけている服装はいつも高価なものばかりで、きっとあの日公園にいなかったら一生知り合うことはなかっただろうなとはつくづく思う。
そしてそんな庶民のわたしから悠馬に会いに行くなんてできるわけがない。
こうして今もまだ友達でいられるのは悠馬のおかげだ。

