私は人と話すのが苦手だった。
理由は小学生の頃のいじめ。
鼻の下にあるホクロのせいで私の小学生の思い出は全部悲惨なものだった。
新しいものを買えば壊され盗まれ
自分のものは常に汚されて
そのせいで休みがちになったので先生にも嫌われていた。

だけど今は違う。私はホクロの摘出手術を受けた。今の私は違う。これから私の新しい人生がまっている、

「1年生クラス名簿」
この先の中学校生活を左右させるであろう名簿が配られた。

私「1年B組。か。 」
?「1年B組!?俺も!」
私「!?」
?「一緒に教室行こうよ。」
私「あ、うん。」


ということで私は今日初めてあったこの人と教室へ向かうことにした。

私「あの、なまえ、、」
?「あ!俺!?中村 翔真 (ナカムラショウマ)」
翔真「君は?」
私「空田 美彩(ソラタミサ)」
翔真「よろしくな!」
私「うん、、笑」


この人、、よく見たら超かっこいい。
それに周りから私なんか見られてる??
変な誤解はされたくないな


私「話しかけてくれてありがとう」
翔真「美彩凄い可愛いから声掛けちゃったんだよね〜」
私「え?ありがとう、、でも、、」
翔真「うん??」
私「なんでもない!!笑」
翔真「そうか。美彩彼氏とかいるの?」
私「それが居ないんだ生まれてからずっと」
翔真「まじで!超意外」




私気づいた。この人チャラい。そして声がでかい。




私「えー翔真くんは?」
翔真「まー秘密ってことで!」
私「えー!!」

私達は教室に着いた


翔真「えーっと、席は、、」
翔真・私「隣!???」
翔真「これからよろしくな」
私「うん、、、」


まさか隣とは、、、心配な反面嬉しいとも少し思った。
翔真くんが隣なら翔真くん繋がりで友達も作れそうだし。笑



先生「今日は席を確認した人から荷物を置いて下校です。入学式の感想をこの紙に書いて明日までに提出してください」



翔真「え、だる」「俺ん家で一緒にやらない?」
私「え!!!!!」