なんとか駅まで走り、改札を通り抜けてちょうど来た電車に飛び乗る。 「ふぅー、間に合った.......!」 いつもの電車に乗れたのは奇跡かもしれない。 .......私、意外と走るの、早いのかも♪ .............なんて、冗談は置いといて....... 本当はこの電車の3本後の電車に乗っても学校には間に合うんだ。 けれど、毎日この電車に乗らなきゃいけないのにはちょっとした理由がある。