丁度いい時間に如月駅に着き、ホームへ向かうと既に待っている彼女。 声をかけようと近づこうとした時、 風がふわっと吹いて、彼女の髪がサラッと揺れた。 …いつもと、雰囲気違くねぇ? 髪型や化粧も普段とは違っていて。 風で乱れた髪を耳にかける姿は なんだか、いつもよりも大人びて見えた。