生徒会室に入り念のため鍵をかける

息を切らしながら礼王様にアイスティーを差し出した



『礼王様、ここに来れば安全ですよ
お疲れ様でした』

「うん、海彩ありがとう」

「そこまでよ!」



しまった!
振り向くと生徒会執行部に所属している
クッキーが有名な製菓会社の風島咲炎(*サファイアと読みます。完全に痛いキラキラネームです)
がボーガンを手にしている

ボーガンの真ん中には矢ではなくクッキー



礼王様の腕を引き寄せ背中に隠そうとしたが遅く、前に出てクッキーを口で受け止めた
…があまりのクッキーの衝撃で痛みが走る
いや、走るどころではない、喉が破れるかと思った。
や、られた…。




「っ海彩!!」