お風呂掃除当番なのでタイルをデッキブラシで磨いていた
海彩は露天風呂を磨いている




すると、おばさまと男性が話す声がした
もしかして、新しい寮生とか!?




デッキブラシを置いてリビングに向かうとそこには礼王様がいた

いや、礼王様だよね?何でここにいるの?礼王様は暇じゃないし。見間違い?





「風島、海彩に危害を加えてないだろうな」

礼王様に睨み付けられた


『ヒッそんなことしてません!』

「じゃあ海彩はどこにいるんだ、出せ」



えぇー、この人どこが抜けてるの?
こんな胸ぐら掴んでくるのに!

海彩がよく「礼王様、お労しい…」とか言ってるけど本当かよ!




すると廊下を走ってくる足音が聞こえた

礼王様は雑に手を離して砂炎は床に倒れ込んだ
し、死ぬかもしれない…。




「礼王様!?なぜここに!」

「海彩が居なくて、寂しいから来ちゃった」

「な、なんと…!」


え?ちょちょちょ!
礼王様は今までとは打って変わって海彩の胸に飛び込んだ
どさくさに紛れて抱き締めてるし!

何この人!?抜けてるの!?
ってかどっちかってーと海彩の方が…