こうなったら俺だってとことん海彩にツンツンしてやるんだから!
お前の事なんてこれっぽっちも思ってないんだから!



生徒会室に戻ると既に海彩が片付けをしていたので驚いてしまい入るのを躊躇う

あああーーー!!
海彩がいたーーーー!!



海彩、今日は髪の毛をアップにしてたからエロいな
恥ずかしくて生徒会室に入れない…。




だが海彩に俺に気づいた素振りもない
しかも、悪びれてる様子もないのだ



…俺、惨めだな






海彩の事は忘れよう
しかし、そんな事は出来ない…。

胸が苦しい…。






廊下で踞ってしまう




「礼王様!?」

『うぅ…。苦しい…。海彩…』

海彩の声が聞こえた気がした
海彩が来て俺を心配する筈もないのに